| 西洋医学の分類 |
背、腰部の
局所性疾患
によるもの |
椎間板
腰椎の構築
背椎の老化
外 傷
炎 症
腫 瘍
その他
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・腰椎椎間板変性・腰椎椎間板ヘルニア
・上記疾患による神経根性疼痛など
・脊椎分離、すべり症・側湾症・腰仙移行椎など
・変形性腰椎症・骨粗鬆症など
・腰部挫傷・捻挫・圧迫骨折・横突起骨折など
・背椎カリエス・化膿性背椎炎・強直性背椎炎
・背椎腫瘍・脊髄腫瘍・転移性腫瘍など
・脊椎過敏症・筋筋膜性腰痛
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内臓諸疾患
による
反射性腰痛
(内臓体性反射) |
泌尿器疾患
婦人科系疾患
消化器疾患
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・尿路結石・尿路系悪性腫瘍・遊走腎など
・子宮筋腫・子宮位置異常・付属器痛など
・消化管悪性腫瘍など
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全身性疾患の
一症状として
起こる場合 |
心因性のもの
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・糖尿病・更年期障害・アルコール中毒
・ニコチン中毒・急性感染症
・神経症・抑ウツ状態・自律神経失調症など
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| 中医鍼灸的な分類 |
気血両虚
(きけつりょうきょ)
タイプ |
・過労、消化能力の低下、睡眠不足などで、腰部の筋肉に行くべき
気血が足りなくなるために起こる。
・胃潰瘍時のこの腰痛は少し時間がかかる。
《主な症状》 腰部鈍痛、疲労で悪化、
起床時は比較的に痛みが少ない。
夕方になるほど悪化する。
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気滞血お
(きたいけつお)
タイプ |
・日頃から運動不足や精神的ストレスで筋肉が硬くなっている人が、
ちょっとした動作や、 物を持ったことをきっかけにして起こる急性腰痛、
慢性化して発作を繰り返す人も多い。
・背後に椎間板ヘルニアや分離すべり症をもつ人もかなりいる。
また俗に言う内臓関連痛もこのタイプに多い。子宮筋腫などに多い。
《主な症状》 ズッキとした痛み、鍼で刺されるような痛み、
痛む場所が同じ、押すとはっきりした圧痛がある。
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腎精不足
(じんせいふそく)
タイプ |
・加齢、極度の過労、心労はどから腎精(気血を生む根元的なもの)が
消耗して起こる。
・骨の変形を伴う人に多い。
・おおむね冷え性の人とほてり症の人に別れる。
《主な症状》 腰や膝がおもだるくてしょうがない、かかとが痛む
こともある、耳鳴りやめまいを伴いやすい
眠りは浅く、軽い物忘れもある。
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寒湿
(かんしつ)
タイプ |
・冷たい空気に当たったり、雨に濡れたり、冷えたところでの労働を
きっかけに起こる腰痛。
・痛みは激しいが治りやすい。神経痛を伴うことも少なくない。
《主な症状》 体勢を変えることが容易ではない、
腰が抜けるように重い
足腰が冷える、 温めると少しは痛みがとれる。
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血お化熱
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・腰にかかる急な圧力のために起こる急性腰痛。
いわゆるギックリ腰にこのタイプの人が多い。
《主な症状》 とにかく動くと激痛が走る。じっとしていると少しラク。
患部に熱を持つ、夜中に激しくうずく。
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実際の臨床ではもっと細かく分類します。あるいは混合型の人も多くいます。
あなたの腰痛はどのタイプにはいるでしょうか?
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| 《まめ知識》 |
脊椎
すべり症 |
《概念》 ・下位腰椎の1個あるいは数個が前方へすべり出した状態。
《症状》 ・腰椎下部、仙腸間接部、臀部の鈍痛。
・明確な根症状はないが、とこに股、大腿までのピリピリした
しびれ(放散痛)、棘突起列の階段状変形。
・X線にて脊椎すべりが認められても、特に症状を訴えない
人も多い。
《先天性すべり症》
・椎体後部の発育不全
《分離すべり症》 ・上下間接突起部での断裂、亀裂により分離を
生じたもの(真性すべり症)
《外傷性すべり症》
・墜落や外力により椎間の分離を生じ、前方に
すべる。
《変性すべり症》 ・椎間の分離を伴わないすべり症。第4、5腰椎
椎間板に好発。中年以上の女性に多い。
(仮性すべり症)
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変形性
腰椎症 |
《概念》 ・腰椎の退行変性、40才以上の年令に多い。
《症状》 ・腰臀部痛、大腿前面痛、ときに下肢のしびれ、痛み。
・年令が進み、 60才以上になると骨棘が進行し、かえって
症状は少なくなる。
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筋筋膜性
腰痛 |
《概念》 ・腰部軟部組織への負荷により生じた炎症による痛み。
腰椎の筋、筋膜の過伸展、部分断列などに起因し、
これらの損傷により炎症が生ずる。
《症状》 ・体動時の腰脊椎、特に上体の前屈時、上体前屈位から
立位への体動時、 自発痛(ー)、下肢症状(−)
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| 《養生法》 |
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腰椎椎間板
ヘルニア
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1.腰をねじったり反復するような動作に気をつける
・日常生活あるいは仕事の中で、重いものを持つことやねじる動作が
頻繁に行われると、 その度椎間板内圧は上昇し、それが長期に
渡ると、椎間板の摩耗を生じたり、 質・量の変化を起こしたりする。
(特に立位前屈姿勢や座位前屈姿勢で重いものを持つときに、
椎間板内圧は急激に上昇する。)
・変化は主に線維輪に発生し、退行性の変化及び断列整などの形で
現れる。線維輪の断列が成年期、壮年期など比較的若い頃に起きると
骨髄核の含水量が高く、膨張する度合いも大きいことから、断裂箇所に
圧力が多くかかり、骨髄核の突出を招く。
・突出した骨髄核や膨隆した線維輪は、腰部疼痛や神経根圧迫症状を
呈し 、時によっては下肢の放射性疼痛を生じる。
(神経根の障害はヘルニアの生じた高位より1椎体下の椎間坑から
外に出る神経に生じることが多い)
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2.“寒湿”に気をつける
・腰部への外傷史を持たない者や、腰への負荷が比較的軽い者の中に
腰椎椎間板ヘルニアが多く見られる理由は、この病気の発病原因が
労損なのではなく、 “寒湿”だからである。
・“寒湿”つまり湿気を帯びた冷気によって体が冷やされると、 局部の
毛細血管及び筋肉は収縮を起こしてしまう。
・寒邪の性質は収引凝滞(筋肉や血管をけいれん収縮させ、気血の
運行を阻滞させる)、 湿邪の性質は粘滞易阻遏陽気(病程が長引き、
・治癒しにくい、また気の正常運行をさまたげ、脾陽を傷つけやすい)
・この2つの邪気が合わさって“寒湿”となると、血行の阻害されることは
もっとひどくなる。
・“寒湿”により筋脈は充分な栄養を受けられなくなるのだが、これは
椎間板の部位についても同じことが言える。 (椎間板ヘルニアの
疼痛は神経根を圧迫することから生じるものと、“寒湿”による神経の
乏血性疼痛とがある)
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3.精神的なストレスや緊張を避ける
・長期に渡る過度の精神的なストレスは体全体に影響し、筋肉の緊張
をも誘発する。
・筋肉の緊張は椎間板内圧を高め、それが続くとやがて椎間板の
退行性変化、あるいは 破裂部位の悪化、損傷を招き、
ヘルニア(椎間板の突出)の増悪因子にさえなってしまうことがある。
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腰筋労損
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1.腰に負担をかけないようにする
・腰部の筋肉を使いすぎると腰筋労損は慢性の腰痛を引き起こす
重要な要因の一つである。このようにして起きた腰痛は
“機能性腰痛”とか腰背筋筋膜炎”と呼ばれている。
・慢性の腰痛が起きる一つの過程を具体的に説明してみると
次のようになる。
何らかの理由により腰部を損傷したとする。この時に治療するタイミン
グや方法が不適切であると 腰部の筋肉や靭帯などの軟部組織の
修復が充分に行われず、局所に持続的な無菌性の炎症が 残って
しまう。
この場合、局部における乳酸の代謝も不充分なため、この状態で
過労をしたり、体を酷使することがあると、腰部においての積累性
(積み重ねによって起こる)筋損傷が比較的容易に起こってしまう。
ここから慢性の腰痛となるのだから、そうなる前に生活をコントロール
することが大切である。
筋損傷が起きたときは、程度によって筋肉や筋膜に水腫を見たり、
ひどい時には筋繊維の変性を見たりする。
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2.姿勢に気をつける
・長期に渡り腰を一方的にかがめて作業をしなければならない状況に
ある者は、腰筋を持続的に伸展 させることによって生じる腰筋の
損傷を起こしやすい。
・口腔外科医師を想像すると分かりやすいと思うが、一方的に腰を
かがめての作業は、片方の腰筋は緊張していて、もう一側は弛緩して
いる。 このような腰筋への負荷のアンバランスは筋の疲労を
招きやすい。
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3.性生活を控える
・性生活が過ぎると、陰精を消化させることが甚だしく、腎気も損なう。
(血液自体が持つエネルギーを消耗し、人の免疫機構にも負担を
かける) 腎精不足は骨髄を空虚にし(腎精つまり精子など血液の
エネルギーと、腎臓の働きによって生成される高エネルギーの液体を
外に泄らしすぎると、骨の代謝にも影響し)、 腰や膝の痛みを
誘発する。
その他、腎精を傷つけて陰虚の状態が進むと、虚火上炎し(疲労性
発熱が出てくると)陰津を灼傷(体液の蒸発を促し、電解質バランスを
くずし)、 それにより腎精が哀微、骨はうるおうことが出来ずに、
その症状が腰椎の痛み、可動域の変化として現れてくる。
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4.風寒の邪に気をつける
・腰筋労損の患者は皆多かれ少なかれ腎陽虚が基本的にある。
・ 風寒にあたることが重なると、 風邪は人体に進入し、気機を乱し
収攣。(寒さや冷えに何回も何回も遇えば、そのうち体が血行障害を
起こして暖まらなくなり、筋肉や血管は収縮、甚だしいときは痙攣を
起こす。)このような場合は、ひきつけるような痛みが生じたりする。
・人によっては屈伸することが困難になったり、腰や膝の冷痛が出てくる。
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中医学に基づいた鍼灸治療のさくら堂治療院
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